HIGH STYLE TAKANAWA ハイスタイル高輪

未来を俯瞰し、いまを語る。緑多き都心の楽園・高輪
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Discover 高輪 〜新たな価値が生まれる街に〜
品川駅が誕生したのは、明治5年。新橋―横浜間を鉄道が日本で初めて走った時に設置された歴史ある駅です。東京の玄関口として古くから発展してきました。現在この品川駅界隈では、羽田へのアクセスやリニア新幹線の始発駅として再開発が進行中。再び東京の玄関口として脚光を浴びています。国際化を見据えた街づくりは、人の往来を活発化させるとともに、様々なライフスタイルに応えることが予想され、豊かな暮らしの実現に期待が集まります。港区高輪界隈の今後とともに、再開発がどう暮らしにプラスなるかを考えてみましょう。
品川の再開発による豊かな暮らしへの期待。
再開発で品川がもっと便利になる
東京都が策定した「品川駅・田町駅周辺 まちづくりガイドライン2014」には、「これからの日本の成長を牽引する国際交流拠点・品川」の実現に向け品川駅周辺をもっと快適かつ便利な街への施策が挙げられています。車、バス、人、車両の往来をしやすくし、広域道路のネットワークを強化。国道15号の拡幅や広場の整備も行われる予定です。新駅と品川駅間は、歩行者デッキで結ぶことで回遊性を確保します。また、各線の乗り換えをスムーズにするため、例えば京急品川駅の地平化と2面4線のホームに増やすことでの輸送力を強化。JR各線などに乗り換える場合の雑な動線を移動距離を短縮し、より便利になるように再編する予定です。東西の移動をスムーズにすることで、街の回遊性も高まります。ストレスなく東西南北往来できることは、品川への来街を促し、品川駅の魅力のアップにも貢献するでしょう。
新しい街づくりによって活性化する高輪
再開発で品川・高輪エリアの暮らしはどのように変わるのでしょうか。品川駅周辺には、グローバル化に備えた快適な滞在環境の整備とともに、にぎわい創出につながる商業機能の導入が図られます。そして、新駅周辺にも利便性の高い商業施設や商業空間を形成。駅前立地のアクセスの良さを活かし、文化・交流・エンターテイメントの施設の導入も予定。ガイドラインには、インターナショナルスクールや保育所など職住近接を支える生活関連施設も誘致するとあり、多彩なライフスタイルのサポートが期待できそうです。

田町駅から品川駅まで、開発ゾーンが広大で順次、商業施設やアミューズメントエリアが誕生していくことが考えられます。また、居住機能の整備も掲げられているので生活利便性の向上も期待できそうです。開発が今なお続き人気を集める武蔵小杉のように、継続的な街の発展が期待できる、高輪はまさにその恩恵を受けるエリアに位置します。
御屋敷がお得意様だった伝統ある店も
高輪には、多くの商店会がありますが、実際に歩いてみるといわゆる下町にあるような「商店街」とは趣が異なります。高輪は、もともと御屋敷が建ち並ぶエリアです。現在、寺社以外の多くは公園やマンションなどに代わっていますが、かつての御屋敷への日常の品々は、御用聞きが届けていたそうです。おなじ御屋敷があった御殿山などもそうなのですが、いわゆる下町の様な商店街が建ち並ぶという感じではもともとなかったようです。その分、創業100年を超えるような伝統あるお店も散見されます。高級住宅街として知られる高輪の暮らしは、こうした老舗の存在も寄与しているのでしょう。
泉岳寺では、12月14日、忠臣蔵の47士を供養する赤穂義士祭が行われます。
伝統を大切にする街だからこそ、良きものを残していく文化も根差しているでしょう。
新駅誕生で居住人口が増えれば、これから新しい歴史をつくるお店も増えてくると思います。地元商店会では、新駅の名前を「高輪」として押す動きがあるようですが、昔からの伝統と格を大切にしたい思いがそこにある気がします。
閑静な住宅地・高輪。その面立ちは変わらない
高輪は、かつては江戸時代の巨匠、葛飾北斎が「阿蘭陀画鏡 江戸八景 高輪」として筆をとった美しい景勝地。品川から泉岳寺に向かって歩くと「東禅寺」「高野山東京別院」「泉岳寺」をはじめ多くの寺院とともに多くの自然が残り当時の面影も残っているようです。第一京浜から高台に向かう一帯は、1970年代以降にマンションなどになったかつての屋敷跡を除けば、開発余地は少ないのが実情です。よって高輪の落ち着いた住環境は、新駅誕生以降も保たれることでしょう。
横浜新橋間を最初に鉄道が走った頃、泉岳寺のあたりの線路は、海上に設けられていたようです。埋め立てられ線路になったその地が、再開発で再び注目を浴びます。その近傍で街の発展を見守りつつ今まで通りの静かな暮らしを得る。高輪が「都会のオアシス」としてさらに魅力的なステージになることは間違いないと思います。
文:岡本郁雄
ファイナンシャルプランナーCFP、経済産業省登録 中小企業診断士、宅地建物取引主任者。
不動産領域のコンサルタントとして、マーケティング業務、コンサルティング業務、講演、執筆、
メディアへの出演など幅広く活躍中。 専門家サイトAll Aboutのマンショントレンド情報も担当。
首都圏中心に延べ3000件以上のマンションのモデルルームや現場を見ておりマーケットにも精通
している。神戸大学工学部卒。岡山県倉敷市生まれ。
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